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ヨガリトリートで得た気づき④ ー 変わらないもの、本当の自分を見つける旅 ー

今まで自分の流派にこだわりがあった私は、どこか他の流派を見下している部分があった。それは、自分が学んできたものに対して絶対的な自信があったし、師匠を尊敬していて、あそこまでストイックに極めている人はいない、という師匠に対する自信でもあった。

今でもそう思っている。

流派に忠実に、伝統から外れずにレッスンをしてきたのは、私の師匠がそうだったから。


なので、このリトリートで ”ヨガを学ぶ” という気は全くなかった。

他の流派のヨガは受けないし、

受ける意味もないと思っていた。

それは流派の違いもそうだけど、自分のヨガは自分で深めることができるし、

正直に言うとレベルの低い人のクラスを受けても学ぶものはないと思っていた。(本当に失礼だけど…)


Davidとの出会いは、私の中の”ヨガ”という概念を大きく変えた。

斬新で不思議な動きの多い彼のクラスはとても心地が良くて、呼吸と身体のつながりを感じられた。ポーズにこだわらない彼のオリジナリティ溢れるクラスで、この日の最後はシャバーサナをせず、太極拳で終わった。


”太極拳” という英単語を私は知らなかったので、たぶん気功とか太極拳のことかな、と思いながらやっていた。

これがものすごく良かった。ゆったりとした動きは踊っているときの感覚と似ていた。

学生の頃ずっとダンスをしていた私には、とても心地よく感じた。

彼は、必ずしもシャバーサナで終わる必要はない、と言っていた。


ヨガは呼吸と身体、そしてマインドをコントロールして、一つにしていく。

ヨガというものが自分の中にちゃんと染みついていれば、どんな動きでも、たとえヨガのポーズでなくてもそれはヨガになる。


” 流派とか関係ないよ。ヨガはヨガ ”

と言っていた彼の言葉の意味がわかった。そして、自分の中にはもうちゃんとヨガが染み付いていて、いつどんな動きでもヨガができるんだとわかった。


だからと言って私のレッスンスタイルが急に変わるわけではないけど、大事なのは気づくこと。変わることではなく、まずは気づくこと。そこから全てが始まる。


今回のスリランカの旅でたくさんの気づきがあった。

それは前の記事にも載せたように、私の人生が変わるきっかけになったというか、見える世界が変わる兆しというか…

このリトリート中にそこにたどり着いたわけだけど、リトリートだけではその考えに至れなかったと思う。


リトリート施設に行くまでに過ごした7日間の旅での経験、出会った人たち、見た景色…

スリランカで過ごした日々の全てが、私が長いあいだ探してきた答えに導いてくれたと思う。そしてもちろん、ヨガを学び、ヨガの教えの中で生きていたことが手助けしてくれた。


ただ、これをどう今後の人生に落とし込んでいくか、どう活かしていくかはわからなかった。日本に帰ったらいろいろ見えてくるかな、という思いでスリランカを後にした。


こうやって文字に起こしたり言葉にするのは難しいけど、私の願いは想像してたのとは違う形でちゃんとやってきてくれた。

夢も同じで、こうしたいっていう自分の

思いや想像とは違う形で、変化球のような感じでちゃんと叶うようにできてる。

全てのことは、あなたらしい人生のために起きている。


石垣に帰ったら、リトリートをしよう。そう決めた日。

石垣島でヨガリトリート開催します💕


 
 
 

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